グァバは、ビタミンCが豊富でスイーツやジュースなどに使われていますが、葉の部分も栄養素が高く、実はトクホこと特定健康食品にも指定されているほどです。
また、グァバ葉ポリフェノールというグァバ葉特有のポリフェノールが含まれており、ダイエットやアンチエイジングなどにも期待できます。
今回は、グァバ茶の主な効能と何故ダイエットやアンチエイジングに期待できる飲み物なのか紹介していきます。
1.そもそもグァバとは
元々熱帯アメリカ原産の果実で熱帯地域で栽培されていましたが、現在では東南アジア諸国に、ハワイ、メキシコなどでも栽培されています。
日本では、主に沖縄で栽培されていますが同じ暑い地域の鹿児島南部でも栽培されています。
歴史も古く、古代インカ帝国では「聖なる木」といわれるほど重宝され中国や台湾では高級なお茶として飲まれていましたが、糖尿病や下痢などにも使われていた歴史があります。
2.主な効能
ここからは、主な効能に書いていきますがこれを読むとグァバのイメージがガラッと変わるかもしれません。私としては某グルメリポーターのように「まるで、スーパーフルーツ(スーパーフード)や」と驚いて頂けたら嬉しいです。
2-1.ダイエット効果
初めにダイエットに期待できると書きましたが、グァバ葉ポリフェノールが血糖値の上昇を抑えてくれるからなんです。
ダイエットをしている方にとって一番の天敵(?)かもしれない炭水化物と一緒にグァバ茶を飲むと、糖質の吸収が少なくなり血糖値の上昇も抑えてくれますので、脂肪が燃えやすく太りにくい体をつくれることが期待できます。
また、血液中のコレストロールを抑える作用もありますので、血液の流れが良くなり代謝を上げることもできますので、ダイエットの効果が高いとされています。
2-2.アンチエイジング
続いてアンチエイジングの効果ですが、グァバ葉ポリフェノールには抗酸化作用もあり、老化の原因とされる活性酸素を撃退してくれます。
また、グァバの葉にはミカンの6~10倍のビタミンCが含まれているだけはなくビタミンEも含まれているため、ビタミンC・E共に美肌効果も高くアンチエイジングの効果も高いとされています。
2-3.糖尿病の予防や対策
グァバ葉ポリフェノールが、糖質の吸収や血糖値の上昇を抑える効果があるため、血糖値のコントロールがしやすくなります。そのため、血糖値の激しい上げ下げがなくなるので、糖尿病の予防や対策として注目されています。
しかし、作用としてはおだやかでインスリンのような即効性はありません。なので、糖尿病の予防や対策として、毎日飲まれることをおすすめします。
2-4.アレルギー対策や胃の調子を整える
ここまで、ダイエット効果やアンチエイジングに対し効果があると書いてきましたが、実はグァバには、アレルギー対策や胃の調子を改善する効果も期待できるとして注目されています。
グァバの葉には、「セスキテルペン」という物質が含まれておりこの物質がアレルギー反応を抑える作用があり、花粉症やアトピーに効果があるとして、注目されています。
また、グァバの葉にはビタミンUという成分も含まれています。恐らくほとんどの方が聞き慣れない成分だと思いますが、ビタミンUには胃酸の分泌を抑えて、胃粘膜の新陳代謝を促すことから、胃の調子を整える効果があるとして、注目されています。
2-5.注意点があります。
ここまで、グァバの主な効能を書いてきましたがいかがでしょうか?イメージ変わりましたでしょうか?しかし、注意点があります。
血糖値を下げる効果があると書きましたが、実際に糖尿病の治療で血糖値を下げるためのお薬を飲まれている方は、念のため医師と一度ご相談してください。
後、ノンカフェインなので妊婦さんやお子さんにも安心して飲んで頂けますが妊婦さんに関しては、飲みすぎるとお腹が張ったり壊したりすることもありますので、気を付けてください。やはり、何事にも適量が大事だと思います。
3.おおすめのグァバ茶
ここまで、読んでいただき「スーパーフルーツ(スーパーフード)や」と驚いた方は何人いるでしょうかね?
実は、トクホにも指定されてここまでの効果が期待できるものとはほとんどの方が知らなかったと思います。
是非とも、この機会にグァバ茶を愛用して頂き健康的な生活を送っていただけたら嬉しいものです。